2016年6月24日金曜日

iPadは論文を読むのに適したツールだという話

そなぬです。とあるフォロワーに、買ったばかりのiPad Pro 9.7を譲って欲しいと懇願していたのですが、その思いは通じなかったので、自費で購入しました。そして、iPad Pro 9.7を買ってから一ヶ月近い時間が経過しました。


日常使っていて思うのは、学生として、iPadで論文を読むのはとても快適だということです。おすすめはDropboxに論文を入れて、持ち運ぶことです。表向きにはあまり推奨できないことですが…

さて、論文をiPadで読むことの利点を簡単にご紹介したいとおもいます。

1. どこでも持ち運べる軽量大画面

iPadの魅力は前回のエントリでもご紹介したように、大画面ながら非常に軽量であることにあると思います。

たとえば、iPadの競合相手として、MicrosoftのSurfaceが挙げられます。
フルのWindowsを搭載するものすごいスペックのSurfaceですが、その重量は700gと両手で支えながら持つには少しつらい重さです。

もちろん、筋トレをしたい人には重い方がいいかもしれませんが、私は別に論文を読みながら筋肉をつけるつもりはありません。身に付けたいのは、新たな知見です。

しかし、iPad Air2/Pro9.7は437gしかないので、片手で支えるのつらい重さではあるものの、両手であればらくらく持てる重さです。この437gがどれくらい軽いかというと、大きめのリンゴくらいの軽さです。キティちゃんの1/10くらいの重さですね。
近くにiPadを試せるお店がない人は青果店に行って大きめのリンゴを持ってみてください。店主に怪訝な顔をされると思いますが、それが iPad Pro9.7の重量です。


でも、「ケースをつけたら少し重くなるし、結局Surfaceとそこまで変わらんやん」「Androidタブレットでいいやん」と思われる方もいるかもしれません。安心してください。他にもiPadならではの利点があります。


2. 印刷物と相性の良いアスペクト比

iPadのアスペクト比(2:3)は、一般的な印刷物(1:√2)を、縦画面で横いっぱいになるように全画面表示した時に、上下が少し切れる程度のちょうど良いアスペクト比です。

つまり、印刷物が、ほぼ画面いっぱいそのままに表示されるわけです。
簡単に例えると、A4の用紙の上下の端にに幅1センチほどの黒い帯をつけて縮小表示して読んでいるかのようなイメージです。

これに関しては、実機を触らないと実感できないことだと思いますので、ぜひ、実機で確認して欲しいです。


3. 英語力が低くてもすぐに言葉の意味をその場で調べられる

先に挙げたメリットは、「印刷した論文」には遥かに劣るものです。けれども、印刷した論文をいくら長押ししても、言葉の意味を調べることはできません。私のように英語力のない人間は、スペリングを間違えないようにしながら、手元のスマホで意味を調べないといけません。

しかし、iPadは違います。iOSにはその場で調べた結果を表示できる辞書があらかじめ内蔵されています。調べたい単語を長押しするだけで、その意味を調べることができます。
時には調べられないような専門用語も、すぐにSafariを立ち上げて、Webページを通してその意味を調べることができます。

これはWindowsやAndroidにはない機能で、WindowsからMacに乗り換えたときもポップアップ辞書があらかじめ搭載されているというのは、大きなメリットとなっていました。また、iOSからAndroidに乗り換えたときにも、辞書が搭載されていないのはものすごく不便に感じました。


4.リファレンスもらくらく検索

論文を読んでいると、「前の論文を参考にしたよ」という表現がよく出てきます。
前の論文を調べるために、いちいちグーグルスカラーを開いて検索して…というのはやってられません。しかし、iPadがあれば、その場でコピペしてすぐに検索することができます。


そして、よくあるのが再びの「前の論文を参考にしたよ」表記…


だいたいこういうものは堂々巡りになっているので、なるべく検索手段は楽な方がいいです。そのため、私はiPadで直接読んでいる論文から検索するのをお勧めします。


5. Night Shiftでブルーライトカット

iOSにはNight Shifという、いわばブルーライトカットの機能が組み込まれています。
これで、わざわざブルーライトカットメガネを買わなくてもいいですね。

私自身、ブルーライトが目にどうこうというのは少し怪しい話だと思っていますが、将来的なことを考えて、一応この機能を使っています。


まとめ

論文読むのめんどくさいと思ってた人は少しiPadが欲しくなったのではないでしょうか。
また、iPadを持っている人は論文が読みたくなったのではないでしょうか。
気になった方は、ぜひともiPadの購入をオススメします。



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